オールウェイズ 【DVD】
あの「ゴースト ニューヨークの幻」と、設定や演出など、かなりかぶっているのだけど、公開時期はほんの少しだけこちらが先。 後からゴーストを見たときはパクリかと思っちゃいましたよ。 でも結果はゴーストが大ヒットで、オールウェイズの方がB級扱いになってしまいました(^-^;)
でも、私は断然こちらをオススメします!
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出演: リチャード・ドレイファス, ホリー・ハンター, その他
監督: スティーブン・スピルバーグ
1989年/アメリカ/ジャンル:ドラマ
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ピート(リチャード・ドレイファス)は、森林火災救助隊の敏腕パイロット。命知らずで無茶ばかりしていて、少年のまま大人になったような人。
恋人のドリンダ(ホリー・ハンター)はそんな彼の身を案じ、現場から離れることを望みます。ピートもその意見を受け入れようとした矢先、友人の窮地を救うために無茶をしすぎて帰らぬ人となってしまいます・・・。
天国で彼は天使に出会い、幽霊のような見えない存在として地上に戻り、新米パイロットを導く使命を与えられます。
その中でドリンダとも再会(見えない存在ではありますが)し、今度は、ピートへの想いに縛られ続ける彼女の心を解放する使命を受けるのです。。。
生きているときは素直に伝えられなかった想いを、ピートが彼女の側で語りかけるのが切ない。
彼女だけでなく、ピートの方も、彼女への想いに捕らわれていて、死んでなお苦しんでいるのです。彼女を解放することは、自分を解放することでもあります。
それにしても、好みの問題もありますが、ピート、格好良すぎ。おじさんだけどね(笑)。
こういう無鉄砲で自信過剰で茶目っ気のある男性に惹かれる気持ち、私はすごーくよく分かります。
ドリンダも男まさりで勝ち気だけどとってもキュート。すごくお似合いの二人なんです。
かつてピートにもらったドレスを着て、思い出の曲を流しながらひとりで踊るドリンダ。
そこに、姿の見えないピートが寄り添い、共に踊ります。
BGMはあの名曲「煙が目にしみる」。とても美しくて切ないシーンです。
この作品はファンタジーなんだけど、ある種のリアリティがあるというか。
天使だの霊の存在だのを特別に信じているワケではありませんが、見えない力というか、何かに導かれる感じというのはすごくよく分かるので。
この世にはいなくなってしまった人が、実は身近で私を導いてくれているというのを信じたいってのもあります。
そういえば、ピートに使命を与える天使役はオードリー・ヘプバーンです。
彼女の遺作になりました。
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60年代オールディーズの名曲集。
ちなみに「ゴースト ニューヨークの幻」で使われている曲は「アンチェインド・メロディー」。「煙が目にしみると」と共に収録されています。
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