コーラスライン【DVD】
コーラスラインは1985年製作のミュージカル映画です。かなり古いですねぇ。
でも、何度見ても色褪せることなく、本当に胸が熱くなります。素晴らしいです。
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出演:マイケル・ダグラス, アリソン・リード, その他
監督: リチャード・アッテンボロー
1985年/アメリカ/ジャンル:ミュージカル
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ただのダンス映画じゃない魅力
ストーリーは簡単に言ってしまえば、新作ミュージカルのバックダンサーのオーディション風景を描いただけのもの。
最終選考に残ったダンサーたちが、演出家(マイケル・ダグラス)に自分自身を語る場面が見どころです。
ダンサーたちが苦悩やコンプレックスを吐露しながらも、ダンスへの情熱を歌い、踊ります。
同性愛者、容姿コンプレックス、プエルトリカンやチャイニーズなどの人種的マイノリティなど、さまざまな立場からの苦悩やトラウマが語られます。
同じ同性愛者であっても、笑って明るく話せる人もいれば、どうしてもみんなの前では打ち明けられず、影で涙ながらに語る人もいます。
さまざまな悩みを抱え、ダンサーとして明日の運命も分からない不安。でも、そこから、ダンスにかける情熱やパワーが溢れ出します。
舞台の上ではただの群舞、大勢の中の一人に過ぎないコーラスダンサーたち一人一人の人生を垣間見ることで、ただのダンス映画ではなく、全体が深く奥行きのあるものとなります。見事です。
そして、結果が発表されるときのダンサーたちの表情。
ミュージカルはやはり生で見るのが一番だと私も思いますが、舞台では分からないであろう微かな表情も読み取れるのは、映画の大きな利点ですね。
ラスト、知らない方はいないと思いますが、「ワン」Oneの群舞は圧巻。
このシーンで、「あれ?なんでオーディションに落ちた人まで踊ってるの?」なんていう人は見る価値なし。(←実際いたんです、こーゆー人)
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